【人形の国】弐瓶勉ワールド全開の新連載『人形の国』を読んだ!
ふがしです!
少年シリウスの2017年4月号(2月25日発売)にて、弐瓶勉の新連載、『人形の国』の連載が始まりました!
初回は86pという大ボリュームで掲載されている本作は、以前ヤングマガジンで短編として描かれていたものをベースにしており、基本的な世界観などは同じだと思われます。
そんで、あらすじ、というか冒頭で語られる世界観がー―
直径12万キロメートルの人口天体アポイズム
その体積の大半は超構造体の殻で覆われた地底空間である
五十世紀前 地底との戦争に敗れた人々は
アポシズムでの正当な居住権を失い極寒の地表に取り残された
蔓延する人形病 遺跡層に頻出する攻撃的な自動機械
人々はそれでも なんとか生き続けていた
てな感じで、しょっぱなからテキストだけで弐瓶ワールドがビンビン伝わってきます。
漫画内でも、ヘイグス粒子やエナの展開、といった聞き覚えのあるワードが登場したり、1話終盤で主人公のエスローが展開する兵装も、BLAME!の重力子放射線射出装置っぽい見た目してたりしますが、これは別に過去作と明確なつながりがあるわけではなく、弐瓶漫画で使われるスターシステム(スターガジェット?)的なものではないかと思われます。
しかし、読んでいて驚くのが、その絵柄の変化っぷり!
シドニアの騎士終了から一年半程度しか経ってませんが、シドニアの最終巻からキャラクター造形がだいぶ変わっています。驚いたのが、ショタがちゃんと描けてること!(クソ失礼)。表紙のタイターニアもめちゃくちゃ可愛いし、なんかもう進化しすぎじゃないですかね?
今のところ、ちょっとサッパリ気味の鎧化も、シドニアの時そうだったように徐々に描き込みが増していくものだと思われます。
なにはなくとも、待望の弐瓶勉の新連載がリアルタイムで読めるというのは、これ以上ない幸福!
ちょっとシリウス自体が分厚くて、部屋の圧迫感が半端ないので、次回以降はKindleで買わせていただきます。
―――おわり
【類似記事】
【感想】劇場版BLAME!はファンも納得の最高のデキだった!
弐瓶勉の新連載『人形の国』のコミック第1巻が5月9日に発売決定!
関連記事
-
-
動く霧亥!動く駆除系!でも短い!!BLAME!ショートアニメ感想
ふがしです! ようやくシドニアの騎士で、劇中劇としてBLAME!のショートアニメが放映されまし
-
-
MangaONEで土竜の唄の掲載終了?!掲載は永久じゃないから注意だゾ!!
ふがしです。 今年の1月からMangaONEに掲載が開始された土竜の唄、ブッ飛んだスト
-
-
【月額課金版】週刊少年ジャンプの定期購読をはじめてみた!!
ふがしです! 5年前に転職をしてから週刊少年ジャンプを読まなくなってしまった僕。
-
-
BLAME!新装版の5巻と6巻の表紙が決定!最終巻の表紙が最高にクール!
ふがしです! ついにBLAME新装版も最終巻の発売が近づいてまいりましたが
-
-
BLAME新装版は何処が変わったのか?中身をチェック!
ふがしですよ! 前回、BLAME新装版の表紙について書きましたが、今回は中身のどこが変わったの
-
-
【とつくにの少女】少女×人外が人気のない町で繰り広げる非日常ファンタジーが面白い!
ふがしです! 友人から、こんな本あるよ!とおすすめしてもらった、ながべ(作者)の『とつくにの少
-
-
不思議漫画の伝道師、道満晴明が来年からウルトラジャンプとヤングチャンピオン烈で新連載!
ふがしです! すこし不思議系SFだったり、ちょっと不思議ミステリーだったりと
-
-
ABARA新装版発売!今回は弐瓶先生の解説つき!
ふがしです! 弐瓶センセがABARAの解説のために、ABARAを十年ぶりに読み返してるよ、とい
-
-
【ジャンププラス】ポンコツ淫魔が頑張らない!悪魔のメムメムちゃんが面白い!
ふがしです! 7月末からジャンププラスで連載が始まった、四谷啓太郎の『悪魔のメムメムち
-
-
死刑執行中脱獄進行中の舞台を観にいくことにした!!
【2015/11/21追記】 観てきました! 感想 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー