スティーブンキングの名作『ダークタワー』が山田章博の書き下ろし表紙の新装版に!
ふがしです!
以前に新潮から最終7巻まで刊行(16分冊)されていた、スティーブンキングのスターシステム的作品、ダークタワーが、今年の秋の映画化を前に、山田章博の新たな表紙で、KADOKAWAから新装版として刊行されているようです。
僕がスティーブンキングにはまったのは、20年前に角川文庫から出ていた初代の暗黒の塔(ダークタワーと同じ内容で訳者違い版)がきっかけでした。見渡す限り遮るもののない砂漠でただ一人、自分の敵である黒衣の男を追うガンスリンガー、という物語の雰囲気が当時中学生だった僕の脳みそに重篤なダメージを与え、以降RPGツクールで作るゲームは何かしら暗黒の塔っぽい雰囲気を帯び、授業中にする妄想も暗黒の塔っぽい雰囲気を帯び、数年後流行りだしたネットゲームのあらゆるハンドルネームはすべてローランドになり。僕の青春の三分の一は暗黒の塔といっても過言ではない感じです。残り三分の一はジョジョで、最後の三分の一はFF11です。
そんなわけなのですが、Amazonレビュー(過去の新潮版)を見るに、多くの人は一巻はちょっと微妙、という評価が多い模様。本番が現実世界とを行き来する異世界モノの逆になるスリリングな2巻以降なのは確かにそうなのですが、1巻も雰囲気がクッソ激烈に最高なので、是非手にとって、ついでに最後まで読んでください。
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