ギリギリ！ブリヂストン美術館が改装休館するまえに駆け込みで行ってきました！

ふがしです！

5月17日に、ブリヂストン美術館が改装の為に一時休館するという事実を2週間前に知り、最終日の今日に慌てて行って来ました。

公式facebookの告知などでは、恐ろしく混雑していて八重洲通りをこえて中央通り沿いまで列が続き、入場に１時間！なんて書かれていたので、最終日はヤベェことになっているんじゃあなかろうか、と警戒していたのですが、どうやら皆さん同じように「最終日はアカン」と思って敬遠したのか、それほど混んでいませんでした。（とはいっても、入場前に50人ほどの列には並びましたけれども）

並んでいてちょっと興味深かったのが、「ミュージアムショップだけ入りたい」という方が、それなりにいたこと。歴史が深い美術館ですし、思い出を残しておきたいという方はやはり多いようです。そちらの方達は、全く問題なく中に入れてもらえていました。（ミュージアムショップのレジ待ちがパねぇことになってましたが）

展示スペース内は混雑はしているものの、一つ一つの作品を正面でゆっくり観賞できる程度の余裕はありました。

一時休館前に所蔵のベストセレクションを展示するという「ベスト・オブ・ザ・ベスト」ということで、非常に見応えのあるラインナップとなっていました。

そのなかでも、僕がきになった作品をいくつか紹介していきたいと思います。

ギュスターヴ・カイユボットの【ピアノを弾く若い男】

 絵の中の男性は、カイユボットの弟とのこと。フォトリアルな絵の中に吸い込まれてしまいそうです。以前にブリヂストン美術館でカイユボットの作品を集めた展覧会を開催していたときには、同じピアノを展示室内に置いていましたね。

オディロン・ルドンの【神秘の語らい】

解説文に「具体的なモチーフは不明」と書かれていた作品。

ルドンというと個人的にリトグラフなイメージが強いんですが、この「神秘の語らい」から漂ってくるなんだかよくわからないけど、ぼんやりしたオーラのようなものが気に入りました。

え？何を言っているのかわからない？こうなんか、ぼわーっと、なんか出てません？出てますって！！！

マリー・ローランサンの【二人の少女】

これもなんかこう、ほんわかと漂ってくるオーラと、ちょっとエロティックな雰囲気が好きですね。さあ、感想がどんどんぼんやりしていきますよ！！

正直、絵の中の具体的なモチーフとか、何を意味する絵なのかとか、そういうのどうでもいいんですよね。見ていて惹きこまれるか否かが、気に入るか否かを決定しています。適当な性格なもので、あしからず！

青木繁の【わだつみのいろこの宮】

秘蔵の作品だったらしく、今回の展示会の中で3月31日に入れ替わった絵画の一つだそうです。

非常に大きな作品で、絵の構図と一緒に自分も見上げてしまいます。ただ、見上げるとライティングの関係で上の男性の顔が光って見えません。いや、そんなことはどうでもいいんだ。

これも、なんか、好きです！！

以上！

さて、これらの作品を次に見られるのは、果たして何年後なのか……。

具体的な改築完了日がどこにもアナウンスがなかったので、わりと時間かかりそうですね……。

―――おわり