ジョジョの実写映画は本当に残念なのか？始まる前からネガキャンされすぎじゃないですかね？

ふがしです！

去年衝撃的に発表された、ジョジョ４部の実写映画化ですが、なんだかいくらなんでもジョジョファンまでネガキャンしすぎじゃないですかね？

「実写化？！嫌に決まってるだろ！！！」って思うのね、分かるんですよ。今まで実写化された、大半のモノがね、ロクな出来じゃあなかったからね。もはやハリウッドで実写化されようが、日本で実写化されようが、ゴミしかできないんじゃない？と思う感覚は分かるんです。

でもさ、ジョジョはまだ公開前なわけ。

それに対して、まるで公開済みの「ドラゴンボール」とか「進撃の巨人」みたいな扱いで、「ゴミ乙ｗｗｗｗｗｗｗ」とか言っちゃうのは、間違ってると思うんですよね。

確かにね、過去に「進撃の巨人」とか「テラフォーマーズ」とかいうゴミ実写映画を撮った監督が撮るんだからゴミだとか、「ドラゴンボール」とか「頭文字D」みたいに原作とストーリー変えてるからゴミだとかね、『人類は過去から学ぶものなのだ』という意識で、ならばジョジョもゴミなのだ、と言いたくなるのもわかるんですよ。

ただ、ジョジョのファンまでもが、公開される前から、「ジョジョの実写映画？！そんなん絶対ゴミだよｗｗｗｗ」とか言っちゃうのは、非常にナンセンスだと思うんですよ。

みんながみんな、SNSやらで始まるまえから、「ジョジョの実写化はゴミｗｗｗｗｗ」とか言ってたら、流行るかもしれないもんまで、始まる前からつぶれてしまうと思うんですわ。金を出すスポンサーだって、始まる前から評判悪いし、やっぱ金出すの止めようかなとか言い出す可能性だってあるわけで。

あらすじが変わってて、康一と由花子の設定が違うとかね、ディープなファンなら嫌なのもわかるんですよ。康一が転校生だったら、町に愛着があるって設定が根本的に成り立たないとか、由花子がお手伝いさんじゃあ、あの狂気的な一目ぼれは成り立たないとかね。

でもさ、わざわざ、原作のあの街並みの雰囲気を出すために、スペインくんだりまでロケにいってるわけやん？なんかさ、ハウステンボスでロケ終わらせたりとかしてないわけじゃん？ビジュアル方向は、少なくとも原作に出来るかぎり忠実になるように、寄せていこう！という心意気は感じられると思うんですよ。あ、「なんで仙台で撮らないんだよ！！！」とか言ってるカスは論外な。お前らはしゃべらなくていいから。お前らは原作ちゃんと読んだ後Googleストリートビューで仙台一周してから呼吸してくれや。

仗助のビジュアルもさ、確かにまあ、がっちりした感じ出てないし、ただの特攻服になっちゃってるし、ディテールを突き詰めれば確かに残念だというのは分かる。でもさ、一応原作に似せようという心意気は感じません？これで、原作と全く同じ、ハート型に胸元開けた服だったら、それこそいよいよその服自体がなんか装着したパーツっぽくてコスプレ感マシマシになっちゃったと思うんだよ僕は。実写化するにあたっての、落としどころだったと思うんですよね、あの格好はさ！！

だからさ、ジョジョファンの人はさ、まあ、いやかもしれない！根本的に実写化が受け付けない、という人もいるのは分かる！僕がそうだから！だもんで、期待しましょう！とも言わないからさ、少なくとも始まる前から、「ゴミｗｗｗ」「クソすぎｗｗｗｗ」とかいうのは、「今の技術ならどんなものが撮れるのか楽しみにしてる！」と言っている荒木飛呂彦にも失礼だからさ、とりあえずやめとこうぜ！と、思ったって話。

あの仗助のビジュアルだけで、ほんと荒れすぎてなんか心が痛んだので、ちょっとこうして書いてみたんだ。

―――おわり